販売のお仕事している人、少なくないですよね…私もそのひとり。
いつ、お店に戻れるのかな—って考えちゃいます。
今や何でもかんでも通販で買えるわけで、アフターコロナの世界に、実店舗って生き残って行ける?私の仕事ある?って…
世界の激変によって、販売および小売店舗において、熾烈な生き残りバトルが始まっているのだ…!!
「それって、もはや、実況者さんだよ〜」と娘が、ちゃちゃ入れてきました。話それますけど、家で仕事するのって大変ですね。何にも疎外されずに、皆さん、どうやって仕事に集中するんでしょ? はっきり言ってすごい難題です…
くれぐれも、誤解しないで頂きたいのですが、強い者だけが生き残るという自然淘汰:進化論説を信じてもしないし、後押しもしません。
誰も切り捨てられることなく、みんなが生きることができる!そういう社会の再構築を切に願っているー山田です。
そうですとも、そうですとも…
だって、私、時間給で働いているただの一労働者ですやん。真っ先にリストラ失業してしかるべきの存在です。私と一緒に働いてる仲間もほとんど同じ。
ママパートの稼ぎの多くは子どもの教育費に消えます。自分の洋服とか楽しみに全部使うなんて人、私はお会いしたことがないです。
子どもたちのために(将来のために)、ほとんどの母たちは一所懸命、働いてるんよ!
将来、AIに真っ先に取って替わられると、卑しめられているレジ打ちしたり、商品の在庫管理したりしながら、必死に(ホンマに、今や命がけで)働いているんです。
そういう、私たち!
が、決して切り捨てられない、新しい社会の構築こそ、待望されるはず。
でも、受け身だけではいけない。自分が置かれている環境のせいにばかりして、自分は変わろうとはしない…
人間には、そういうあくどい習性があるから。
変えられないもの(環境)については、それを受け入れる冷静さと、
変えられるもの(自分)については変える勇気を持ち合わせたいものである。
現実にコロナショックで、販売業界は大きく変わるに違いない。私も転職をしないといけないかもしれない。
それでも、いい…共に生きていこう!
1.通販の圧倒的勝利
今は、外に自由に買い物に行ける状況ではないから、通信販売が大盛況です。
楽天、Amazon、クロネコ、佐川、生協のこはい!!私の身近なところにある通販業界ですが…お兄さん、お姉さんがた、ホントに大忙しですよ、ありがとうございます。
宅配業界は長く人手不足が叫ばれているので、この業種での求人は続くんじゃないかな…
多くの小売店舗が最近では、実店舗と通販の両方を構えているところが多いと思います。
大規模小売店舗であるスーパーさえもそうなりつつある。
んで、通販vs実店舗で比較すると、通販サイトが強くって、実店舗はなかなか勝てないんですよね。
通販は工場と直結していて、在庫を保管出来れば、販売ができる。いわば倉庫店という感じ。実に効率がいいわけです。人手もそんなにかからない。
綺麗な店構えもいらないし、モールや百貨店などに高額なお家賃を支払わなくていい。
そう考えると、私が売り場に戻れる可能性は低い…のだ。
2.売り場AI 化は急速に進む
神奈川県にある、ファミリーマート佐江戸店をご存知でしょうか?
パナソニックとファミマで共同開発したシステムを持つ、次世代型コンビニエンスストアです。
お店に入るとお客さんの顔が認証されて、商品を選んでレジに置くと、自動的に金額が計算されて、顔認証キャッシュレス決済で完了—という凄すぎるお店。
もう絶対、万引きなんかできないですよ。棚卸の必要もなし。
コンビニの人手不足の解消が期待される新システムなのです。
AI やこういうシステムは文句を言わず、24時間働き続ける。
コロナウィルスの感染からスタッフを守らないといけないから…と店を閉める必要も、配慮する必要もない。スタッフから怖いからシフトをから外してくれと、言われることもない。経営側には強い味方なのです。
雇われている私たちは、スタッフは直ぐに上司と会社の文句を言いますよね。協力するよりは、まず批判。これ正直な現場の状況です。そして、人間スタッフは24時間働くことなんて不可能です。
文句言わないで、超忠実に働き続けるAI やシステム—完全に彼らの勝利です。
パナソニック×ファミマのAIコンビニシステムが、どれくらいの成果を上げているのか、私は知らないんですが、近い将来AIが…と言われていたことが急加速して現実となり、雇用が変わっていくのはもう目前です。
こう考えたら、販売員がいる実店舗の価値ってどこにあるんですかね?
もはや、「人間スタッフ」がと言い換えてもいいかもしれない。
3.「それでも私はお店で買いたいのよ」
これは、実際のお客様の言葉です。お店閉める時に、通販もありますからそちらを使ってください、って言った時に言われました。それだけじゃない、今までお客さんと話していて、何度も聞いた言葉です。
店舗に来られるお客様の多くは、お店に来る魅力があるから、お店にやってくるのです。商品だけ欲しかったら、通販で買ったら済むのです。もちろん、送料もかかるけど、同じように足を運ぶのには交通費も時間もかかるから、経費はそんなに変わりはしない。第1の理由はこれ、「お店で買いたい」んです。
もちろん、ジェネレーションギャップがあると思います。若い人は、ネットでサクサク買い物ができると思うけど、ある年代より上は、ネットで商品を探したり、自分にとって魅力的なものを楽しく探すことは難しいと思います。だから、高齢者ほど外に出て買い物したい、お店で買いたいという人が多いとは思います。
私はネットで買い物できる世代ですけど、それでも、「これ、どんな味なのかな?」「これ、贈り物に喜ばれると思う?」って生身の人間に聞いて、その人の顔色見てその答えを受け取りたいです。
お店に行くと、新しい出会いや発見がある—それが実店舗の最大の魅力だと思います。
簡単に言うと、お買い物に行くときのわくわく感ってあるじゃないですか—あれですよ、あれあれ。
それはごく素朴な人間の特性で、絶対に変わることのない習性だと思います。
だから、実店舗も価値がある。なくならないはず…
ちなみに、アメリカで購入意欲が最も高くなるサンクス・ギビングデイからクリスマスにかけて、通販と実店舗のどちらで買い物をしましたか、という質問に対して、大多数を占めたのは、「通販と実店舗の両方」という回答だった—という記事をどこかで見ました。(皆さん、ググってくだされ)
だから、まだまだ、実店舗勤務の皆さん!あきらめちゃいけない。
受け入れなければいけない、時代の変化は冷静に見極め、受け入れて、
変えられる自分を変えたらいい。精一杯、誠実に…
必ず、いい実を結ぶはずだ。
新しい世界へ向かってgo!
つづく
次回予告「現場礼拝からWeb礼拝へ移行した教会はどうなる?」
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